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初心者向け!ジェルネイルの基本的なやり方

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shiki

美容とネイル、本とエンタメが大好き。 少しでも気分良く過ごすための情報やコト、物をご紹介します。

1. ジェルネイルとは?

ジェルネイルは、近年多くの女性に人気があるネイルの一種です。名前の通り、ジェル状のネイルポリッシュを使用し、専用のUVまたはLEDランプを使って硬化させることで、美しく持ちの良いネイルを作り上げます。一般的なマニキュアとは異なり、ジェルネイルは硬化後にすぐに乾き、艶やかな仕上がりが長期間持続するのが特徴です。

普通のマニキュアとの違い

ジェルネイルと通常のマニキュアの主な違いは、その持ちと仕上がりにあります。通常のマニキュアは、塗布後に自然乾燥するため、完全に乾くまで数分から数時間かかることがあります。また、持ちが短く、数日から1週間程度で剥がれてしまうことが多いです。

一方、ジェルネイルは専用のランプを使用して硬化させるため、塗布直後にすぐに乾燥し、艶やかな光沢が約2〜3週間持続します。また、ジェルネイルはその硬さと弾力性により、爪の補強効果もあります。

ジェルネイルの利点と欠点

利点:

  • 長持ち: ジェルネイルは、通常のマニキュアよりも長期間持ちが良く、剥がれや欠けにくいです。
  • 光沢感: 仕上がりが艶やかで、プロフェッショナルな見た目が手軽に得られます。
  • 即乾性: ランプで硬化させることで、塗布直後にすぐに乾くため、作業後すぐに日常の動作に戻れます。

欠点:

  • オフが難しい: ジェルネイルをオフする際には、専用のリムーバーや手順が必要で、通常のマニキュアよりも手間がかかります。
  • 爪への負担: 不適切な施術やオフを行うと、爪が薄くなったり、ダメージを受けることがあります。
  • コスト: 自宅で行う場合でも、初期投資として道具が必要であり、サロンで行うときもコストが高めです。

2. 必要な道具の紹介

ジェルネイルを自宅で始めるには、いくつかの基本的な道具を揃える必要があります。これらの道具は、ジェルネイルを正しく施術し、長持ちさせるために欠かせないものです。ここでは、初めての方でもわかりやすいように、必要な道具を一つずつ説明します。

1. ベースコート、カラージェル、トップコート

  • ベースコート: ベースコートは、爪とカラージェルの間に塗る透明なジェルで、爪を保護し、カラージェルの密着性を高める役割を果たします。ベースコートを塗ることで、カラージェルが剥がれにくくなります。
  • カラージェル: カラージェルは、ジェルネイルのメインとなる色を付けるためのジェルです。色のバリエーションが豊富で、好きな色やデザインを楽しむことができます。カラージェルは通常、2〜3回に分けて塗り重ね、その都度硬化させます。
  • トップコート: トップコートは、仕上げに塗る透明なジェルで、カラージェルの上から塗布して爪全体をコーティングします。これにより、光沢が出るだけでなく、ネイルの持ちをさらに良くし、傷や剥がれを防ぐ効果があります。

2. UV/LEDランプ

UV/LEDランプは、ジェルネイルを硬化させるために不可欠な道具です。ジェルはこのランプの光によって化学反応を起こし、硬化します。UVランプとLEDランプの違いは、硬化時間と使用できるジェルの種類です。

  • UVランプ: ほとんどの種類のジェルに対応しており、価格も比較的手頃です。ただし、硬化時間がLEDランプに比べて長い(約2分)というデメリットがあります。
  • LEDランプ: 硬化時間が非常に短く(約30秒〜1分)、効率的です。ただし、すべてのジェルがLEDランプに対応しているわけではないので、使用するジェルの種類に注意が必要です。

3. ネイルファイル、バッファー、キューティクルプッシャー

  • ネイルファイル: 爪の長さや形を整えるために使うやすりです。ジェルネイルを施す前に、爪の形を整えることが重要です。
  • バッファー: 爪表面を滑らかにするための道具です。爪の表面を軽く削ることで、ジェルが爪にしっかりと密着するようになります。
  • キューティクルプッシャー: キューティクル(甘皮)を押し上げるための道具です。甘皮が残っているとジェルが浮きやすくなるため、丁寧に処理することが重要です。

4. クレンザーやリムーバー

  • クレンザー: 硬化後のジェルネイルは、表面にベタつきが残ることがあります。このベタつきを除去するために、クレンザーが必要です。クレンザーで拭き取ることで、ネイルが滑らかでツヤツヤになります。
  • リムーバー: ジェルネイルをオフするために必要な液体です。通常、アセトンが主成分となっており、ジェルを柔らかくして爪から取り除きやすくします。

3. ジェルネイルの基本的な手順

ジェルネイルを美しく仕上げるためには、正しい手順で行うことが重要です。ここでは、基本的なジェルネイルの手順を一つ一つ詳しく説明します。

1. 爪の下準備

ジェルネイルを塗る前に、爪をしっかりと準備することが長持ちさせる秘訣です。

  • 爪の形を整える: ネイルファイルを使って、爪の長さや形を整えます。ラウンド型、スクエア型、オーバル型など、好みに合わせて形を決めてください。
  • 甘皮の処理: キューティクルプッシャーを使って甘皮を押し上げ、爪の表面に甘皮が残らないようにします。甘皮が残ると、ジェルが浮いたり剥がれたりする原因になります。
  • 表面を整える: バッファーを使って爪表面の凹凸を滑らかにします。軽くバッフィングするだけで十分です。これにより、ジェルが爪にしっかりと密着します。
  • 爪の清潔を保つ: 爪表面の油分や汚れを除去するために、クレンザーやアルコールを使って爪を拭き取ります。これを怠ると、ジェルが剥がれやすくなります。

2. ベースコートの塗布と硬化

  • 薄く塗る: ベースコートを薄く一層、均一に塗布します。塗りすぎると、厚ぼったくなり、硬化が不十分になることがあるので注意が必要です。
  • 硬化: UVランプで約2分、またはLEDランプで約30秒硬化させます。ベースコートがしっかり硬化することで、カラージェルの持ちが良くなります。

3. カラージェルの塗布と硬化

  • 1層目の塗布: カラージェルを薄く塗ります。最初の層は透けるくらいの薄さで問題ありません。均一に塗ることが大切です。
  • 硬化: 1層目を硬化させます。UVランプで約2分、LEDランプで約30秒が目安です。
  • 2層目の塗布: 2層目を塗るときは、色が均一になるように意識します。この層で最終的な色味が決まります。
  • 硬化: 2層目も同様に硬化させます。場合によっては3層目を塗ることもありますが、各層ごとに薄く塗ることを心がけましょう。

4. トップコートの塗布と硬化

  • トップコートの塗布: トップコートを均一に塗り、爪全体を覆うようにします。特に爪の先端部分もしっかりと塗ることで、ジェルが剥がれにくくなります。
  • 硬化: 最後にトップコートを硬化させます。これもUVランプで約2分、LEDランプで約30秒行います。

5. 最後の仕上げ

最後の仕上げは、ジェルが美しく、長持ちするための重要なステップ!ここでは、一般的なトップコートとノンワイプトップコートの2種類の仕上げ方法について説明します。

  • 未硬化ジェルの拭き取り(通常のトップコートの場合): 通常のトップコートを使用した場合、硬化後に爪の表面に未硬化ジェル(ベタつき)が残ります。このベタつきはクレンザーやアルコールで拭き取ることで取り除けます。しっかりと拭き取ることで、滑らかで光沢のある仕上がりになります。
  • ノンワイプトップコートの場合: 最近では、硬化後に未硬化ジェルが残らない「ノンワイプトップコート」が広く使われるようになっています。このタイプのトップコートを使用する場合、硬化後にクレンザーで拭き取る必要がありません。硬化が完了した時点で、すぐにツヤツヤで滑らかな仕上がりが得られます。ノンワイプトップコートは、手間を省けるだけでなく、光沢感がより強く出るため、人気があります。
  • 保湿ケア: 仕上げの最後に、爪周りのキューティクル部分にオイルやクリームを塗って保湿します。これにより、乾燥を防ぎ、指先を健康的に保つことができます。

4. 失敗しないためのポイント

ジェルネイルを綺麗に仕上げ、長持ちさせるためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。ここでは、初心者が陥りがちなミスや、その防止方法を解説します。

1. ジェルの厚塗りに注意

ポイント: ジェルを塗る際、1回で色をしっかり出そうと厚く塗ってしまうと、硬化が不十分になり、ジェルが剥がれやすくなる原因になります。さらに、硬化中に熱がこもり、爪が熱く感じることもあります。

対策: カラージェルは、薄く均一に塗ることが大切です。1回目は薄く塗り、透け感があっても気にせず、2回目や3回目で色を調整しましょう。各層を薄く塗り、その都度しっかりと硬化させることで、綺麗で持ちの良い仕上がりになります。

2. UV/LEDランプの硬化時間に気を付ける

ポイント: 硬化時間が短すぎるとジェルが完全に硬化せず、ベタつきが残ったり、剥がれやすくなったりします。逆に硬化時間が長すぎると、ジェルが硬くなりすぎて、爪に負担がかかることがあります。

対策: 使用しているジェルやランプの説明書に記載されている硬化時間をしっかりと守りましょう。一般的には、UVランプでは2分、LEDランプでは30秒~1分程度が目安です。特に、トップコートやノンワイプトップコートを使用する際には、硬化が不十分だと表面の艶が失われてしまうことがあるので、時間をしっかりと守ることが重要です。

3. 爪の端までしっかりとコートする方法

ポイント: 爪の端(特に先端やキューティクル周り)にジェルが塗れていないと、そこからジェルが浮いて剥がれやすくなります。特に先端は、物を掴んだりする際に摩耗しやすいため、しっかりとジェルを塗る必要があります。

対策: カラージェルやトップコートを塗る際、爪の先端部分にもジェルを「巻き込む」ように塗りましょう。筆を使って先端部分を覆うように塗ることで、剥がれにくいネイルに仕上がります。また、キューティクル周りにジェルがつかないよう、慎重に塗布することも大切です。

4. 爪の健康を保つために

ポイント: ジェルネイルを長期間続けると、爪が乾燥したり、弱くなったりすることがあります。施術の際に爪を削りすぎたり、オフを繰り返したりすることで、爪に負担がかかることも少なくありません。

対策: ジェルネイルをオフする際は、無理に剥がさず、アセトンを使用して慎重に行いましょう。また、施術後やオフ後には、必ず保湿を行い、爪やキューティクルに栄養を補給することが大切です。爪に負担をかけないよう、ジェルネイルをしばらくお休みする期間を設けるのも一つの方法です。


5. ジェルネイルのオフの方法

ジェルネイルは通常のマニキュアと異なり、簡単には落ちないため、専用の方法でオフする必要があります。無理に剥がすと爪にダメージを与えてしまうので、正しい手順を守ることが大切です。ここでは、ジェルネイルのオフに必要な道具とその手順を解説します。

1. ジェルネイルのオフに必要な道具

  • ジェルネイルリムーバー: アセトンが主成分のリムーバーを使用します。これにより、ジェルが柔らかくなり、爪から簡単に取り除けるようになります。
  • コットンまたはコットンパッド: リムーバーを染み込ませ、爪に密着させるために使用します。
  • アルミホイル: コットンパッドを爪に固定するために使用します。アルミホイルで包むことで、リムーバーが蒸発せず、効果的にジェルを溶かします。
  • ウッドスティックまたはプッシャー: ジェルを取り除く際に使います。爪を傷つけないように、優しく使用します。
  • バッファー: 最後に爪表面を整えるために使用します。

2. オフの手順

ステップ1: ジェルネイルの表面を削る

  • バッファーを使って、ジェルネイルのトップコート部分を軽く削ります。これにより、リムーバーがジェルに浸透しやすくなります。削りすぎないよう、表面の光沢を消す程度で十分です。

ステップ2: リムーバーを使う

  • コットンにリムーバーをたっぷりと染み込ませます。リムーバーが爪全体に行き渡るよう、十分な量を使用してください。

ステップ3: コットンを爪に当て、アルミホイルで包む

  • コットンを爪に乗せ、その上からアルミホイルで爪全体を包みます。これを全ての指に行い、10〜15分程度放置します。放置中は、ジェルが柔らかくなり、簡単に取り除けるようになります。

ステップ4: ジェルを除去する

  • 時間が経ったら、アルミホイルとコットンを取り外し、ウッドスティックやプッシャーを使って、柔らかくなったジェルを優しく取り除きます。無理に削ると爪を傷める原因になるので、取れにくい部分は再度リムーバーを使い、柔らかくしてから除去してください。

ステップ5: 爪の表面を整える

  • ジェルをすべて取り除いた後、バッファーを使って爪表面を滑らかに整えます。爪が荒れている場合は、軽くバッフィングして均一にしましょう。

3. 爪を健康に保つためのアフターケア

ジェルネイルのオフ後は、爪が乾燥しやすくなっているので、しっかりとアフターケアを行いましょう。

  • 保湿: キューティクルオイルやハンドクリームを使って、爪と爪周りの肌にしっかりと保湿を行います。特に爪が乾燥していると、次回のジェルネイルの持ちにも影響するため、日々のケアが重要です。
  • 栄養補給: ビタミンやミネラルが豊富な食事を心がけ、爪を内側から健康に保つことも効果的です。爪専用の栄養剤を使うのもおすすめです。

6. 初心者でも楽しめるデザインのアイデア

ジェルネイルの基本的なやり方をマスターしたら、次はデザインを楽しみましょう。初心者でも簡単に挑戦できる、シンプルでおしゃれなデザインをいくつかご紹介します。自宅でのセルフネイルでもプロ級の仕上がりを目指せるので、ぜひ試してみてください。

1. フレンチネイル

フレンチネイルは、爪先にだけ色を付けるクラシックなデザインです。上品で清潔感があり、どんなシーンでも活躍する万能デザインです。

  • 手順:
  1. ベースコートを塗り、硬化させます。
  2. カラージェル(例えばホワイト)を使い、爪の先端に細いラインを描きます。ガイドテープを使うと、ラインがきれいに引けます。
  3. ラインを描いたら硬化させ、必要であればもう一度同じ手順を繰り返してラインを強調します。
  4. 最後にトップコートを塗り、硬化させた後、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
  • ポイント: フレンチネイルのラインを細くすることで、よりナチュラルな印象になります。また、ラインを太くすることで、カジュアルでポップな印象を与えることもできます。

2. ワンカラーでもおしゃれに見えるコツ

ワンカラーネイルは、爪全体を一色で塗るシンプルなデザインです。しかし、カラーの選び方やツヤ感によって、シンプルながら洗練された仕上がりにすることができます。

  • 手順:
  1. ベースコートを塗り、硬化させます。
  2. お好みのカラージェルを薄く均一に塗布し、硬化させます。必要に応じて、2層または3層に重ね塗りをします。
  3. トップコートを塗り、硬化させた後、未硬化ジェルを拭き取ります。
  • ポイント: ヌーディーなベージュやパステルカラー、ビビッドな赤など、季節や気分に合わせて色を変えるだけで印象が大きく変わります。さらに、ノンワイプトップコートを使用して、ツヤツヤな仕上がりにすることで、シンプルなワンカラーでもグッと洗練された印象に。

3. ストーンやスタンプの活用法

ネイルストーンやスタンプを使うと、簡単に華やかで個性的なデザインを楽しむことができます。初心者でも比較的簡単に取り入れられるアイテムなので、ぜひ挑戦してみてください。

  • ストーンを使う手順:
  1. ベースコートとカラージェルを塗布し、硬化させます。
  2. トップコートを塗る前に、少量のジェルを爪に置き、ストーンを配置します。
  3. ストーンが動かないようにしっかりと硬化させ、最後にトップコートでコーティングして硬化します。ストーンの周りにもジェルを流し込むようにすると、取れにくくなります。
  • スタンプを使う手順:
  1. カラージェルでベースカラーを塗り、硬化させます。
  2. スタンププレートに専用のスタンプ用ジェルを塗り、余分なジェルを除去した後、スタンプを使ってデザインを爪に転写します。
  3. デザインを転写したら、すぐに硬化し、最後にトップコートを塗って硬化させます。
  • ポイント: ストーンを使うときは、少なめに配置すると上品に、たくさん配置するとゴージャスな印象に仕上がります。スタンプは、プレートのデザインを変えるだけでさまざまなアートが楽しめるので、気軽にネイルアートに挑戦したい方におすすめです。

まとめ

ジェルネイルは、通常のマニキュアとは異なり、持ちが良く、美しい仕上がりが長続きするネイル方法です。自宅でジェルネイルを楽しむためには、必要な道具を揃え、基本的な手順をしっかりと守ることが重要です。

まずは、爪の下準備をしっかり行い、ベースコート、カラージェル、トップコートを薄く均一に塗り、適切な硬化時間を守りましょう。ノンワイプトップコートを使うことで、手軽にツヤのある仕上がりを楽しむことができます。また、ジェルネイルのオフは慎重に行い、爪を傷めないようにしましょう。

失敗しないためのポイントを押さえ、シンプルなワンカラーからフレンチネイル、ストーンやスタンプを使ったアートまで、さまざまなデザインに挑戦してみてください。自宅でもプロフェッショナルな仕上がりを目指すことができ、毎日の指先のおしゃれがもっと楽しくなるはずです。

ジェルネイルを通じて、指先から美しさと自信を手に入れ、毎日の生活をさらに彩り豊かにしていきましょう。

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